能代市出身の布施美佳子さん、「棺桶デザイナー」として活躍

 従来の暗いイメージを覆し、ポップでかわいい棺(ひつぎ)を制作する能代市出身の「棺桶(かんおけ)デザイナー」がいる。葬具ブランド「グレイヴトウキョウ」を立ち上げた布施美佳子さん(50)=東京・日本橋=は、「旅立ちの装いもおしゃれに」という思いから、デザイン性に乏しかった装具を華やかなものに変える。独特の死生観やデザイナー仲間の死、大手玩具メーカーで培った「遊び心」が作品に影響を与えており、若者が集う渋谷や横浜などのファッションビルに展示すると大きな反響を呼んだ。葬儀を「人生最後のパーティー」と捉える「葬送クリエーター」として注目を集めている。

「棺桶デザイナー」として活躍する能代市出身の布施さん。「人生のゴールこそエンタメで」と言う
「棺桶デザイナー」として活躍する能代市出身の布施さん。「人生のゴールこそエンタメで」と言う

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