夏本番 暑さ対策万全に

週末は絶好のアユ日和か

 能代山本地方は2日の梅雨明け以降、夏本番の暑さが続いています。釣行は涼しい時間を狙うなどして楽しみましょう。

アユ

 米代川支流・阿仁川では友釣りで15~22㌢クラスが1人0~40匹。7月末から続いた大雨の影響が徐々に収まりつつあり、米代川では上流部や支流で濁りも薄まり水位も落ち着き始めている。梅雨明けして蒸し暑い日が続いているが、今週末ごろからは各ポイントもリセットされて絶好のアユ日和を迎えられそうだ。ただし、天気予報によると最高気温の高い日が続く見込みのため、水分補給を忘れずに夏の風物詩であるアユ釣りを楽しみたい。

メジナ

 男鹿半島一帯の各沖磯ではウキフカセ釣りで25~32㌢クラスが1人0~10匹。餌はオキアミ。25㌢に満たないリリースサイズの小型メジナは数多く釣れている。秋に向かい日を追ってサイズアップしてくるものと思われ、今後に期待を持とう。

クロダイ

 男鹿半島一帯の各沖磯ではウキフカセ釣りで35~48㌢クラスが1人0~2匹。餌はオキアミ、練り餌。暑さとともに餌盗りのフグ、アジ、サバなどに悩まされるシーズンが続く。磯釣り師にとっては厳しい状況だが、逆に考えれば餌盗(と)りを交わすためのコマセワークの練習になるとも考えることもできる。あえて厳しいシチュエーションに挑み、釣り上げた1匹のクロダイは、何物にも代え難い貴重なものとなるだろう。

マダイ

 男鹿沖ではジギングまたはラバージギングで35~60㌢クラスが1人0~5匹。80~200㌘のメタルジグ、鯛カブラを使用。県沿岸を漂流していた流木や流れ藻も姿を消し始め、船釣りも復活の兆しが見えてきた。マダイはもちろん、大型の青物やさまざまなターゲットが釣り人を待ち構えていることだろう。

 県内の各サーフでは波打ち際に数多くのごみが打ち上げられており、場所によっては釣りにならないポイントもある。一荒れして、これらを流し去ってくれることに期待しよう。

情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590

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