県、八森漁港で初のトラフグ養殖試験を開始

 県は今年度、トラフグの養殖試験を行っている。ハタハタの漁獲量減少などを受けた「育てる漁業」の取り組みの一環。7日に八峰町八森の県漁協北部支所の水槽にトラフグの1歳魚35匹を入れ、同支所での試験が始まった。今後も魚を投入し、約70匹まで拡大したい考え。自動給餌機などを使って管理し、12月まで育てる。漁師の安定した収入確保などを目指し、県が県漁協に事業を委託して実施。県が八森漁港でトラフグの養殖を試験するのは初めてという。

「育てる漁業」の取り組みの一環でトラフグの養殖試験を開始(八峰町八森の県漁協北部支所で)
「育てる漁業」の取り組みの一環でトラフグの養殖試験を開始(八峰町八森の県漁協北部支所で)

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