高校生が役七夕の伝統を体感 能代JCが参加促す

 能代青年会議所(能代JC)は、6日に能代市内で運行が始まった伝統の「役七夕」に高校生の参加を促す事業に取り組み、役七夕関係町内以外を中心とする高校生8人が灯籠の引き手や笛、動画の撮影に参加した。動画は秋以降に動画共有サイトで公開する予定。役七夕運行への参加は、能代JCの「若者とまちを変える委員会」が企画。高校生が伝統文化に触れることで、地域への愛着を深めてもらうことを狙いとしている。この日は、取り組みの趣旨に賛同した能代松陽高の7人と能代高の1人が参加。灯籠の引き手3人、はやしの笛2人が運行に加わったほか、3人が動画を撮影した。動画は今後、生徒たち自身で編集作業を行い、各校10分の作品にまとめる。

灯籠の引き手として参加した高校生
灯籠の引き手として参加した高校生

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