男衆に担がれ「みこしの滝浴び」 八峰町八森の白瀑神社例大祭
「みこしの滝浴び」で知られる八峰町八森の白瀑神社(神垣睦廣宮司)例大祭は1日行われ、白装束姿の男衆がみこしを担いで町内を練り歩いた後、同神社裏の滝つぼに入り、威勢のいい掛け声とともに乱舞する勇壮な姿を披露した。大勢の見物人が涼感たっぷりの伝統行事を見守り、アマチュアカメラマンも盛んにシャッターを切っていた。みこしの滝浴びは戦前、町内を練り歩いた若者が暑さのあまりみこしを担いだまま滝つぼに飛び込んだのが始まりとされる。担ぎ手は高校生以上が対象で、今年は町内をはじめ県内各地のほか、岩手県や東京都、神奈川県などから56人が集まった。