豊かな表現力で観客引き込む 谷内バレエの生徒ら「ドン・キホーテ」熱演
能代市末広町の谷内クラシックバレエスクール(谷内尚子主宰)の第28回バレエコンサートは市文化会館大ホールで開かれ、スペインの作家セルバンテスの小説が原作の「ドン・キホーテ」(全3幕)を上演した。生徒たちは、レッスンの成果を発揮しようと指先まで意識しながら表情豊かに踊り、また、ゲストダンサーはプロならではの表現力と技術を披露、明るくコミカルに展開する恋物語へと観客を引き込んだ。主宰の谷内さんは平成27年に能代に教室を開設、28年から毎年、クラシックバレエの名作の全幕公演を毎年能代で行っている。「ドン・キホーテ」の上演は7年ぶり。