丁山、能代市街地を練り歩く 日吉神社の祭典が幕開け

 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の祭典が25日、当番町祭で幕開けし、丁山が市街地を練り歩いた。雨が降ったものの、男衆の掛け声や木車独特のきしみ音、太鼓の音が能代の街に夏祭りの到来を告げ、地域は高揚感に包まれた。祭典は25日が当番町祭で、26日の宵祭、27日の本祭と続く。昨夏と同じく新型コロナウイルス禍以前の通常形態で、丁山の運行や神輿(みこし)の渡御などを執り行う。今年は上町組が当番町を務める。

日吉神社の祭典が幕を明け、市街地を運行する丁山(能代市大手町で)
日吉神社の祭典が幕を明け、市街地を運行する丁山(能代市大手町で)

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