能代市の旧仁鮒小解体工事、4040万円で落札

 能代市は23日、旧仁鮒小解体工事の入札を行い、高田住宅工業(能代市)が4040万円で落札した。30日に契約が締結される予定で、工期は契約日から11月29日まで。入札には2社が応札。結果は24日に市が公表した。同工事では校舎、ポンプ室、プールを解体し、校舎と体育館の接続部分を改修する。市都市整備課によると、内部の収容物や建具などを撤去してから解体に着手する予定。成田為三関係の石碑や樹木、体育館は解体せずに残す。解体工事を巡っては、地元有志の旧仁鮒小を愛する会(吉岡和男代表)が今年5月、校舎解体工事の入札延期など求める住民監査請求を行ったが、市監査委員は同6月、「解体工事の入札執行は違法または不当となるものとは言えず、延期に理由がない」として請求を棄却していた。

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