あすから日吉神社の御神幸祭 丁山、神輿練り歩く

 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の祭典「御神幸祭」は、25日から3日間にわたり開かれる。昨夏と同じく新型コロナウイルス禍以前の通常形態で、丁山の運行や神輿(みこし)の渡御などを執り行う。御神幸祭は、寛文4(1664)年に同神社が現在の御指南町に遷座されたことを受け、御神体が神輿に担がれ、かつて祭神が祭られていた清助町の御旅所に里帰りする神事で、360年の長い歴史を持つ。祭典は25日が当番町祭で、26日が宵祭、27日が本祭。平賀宮司は「神輿が丁山と共に繰り出し、地域の平穏を願いたい」と話している。

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