500年に1度の地震、基本設計の段階から考慮 洋上風力発電事業者が回答

 能代市・三種町・男鹿市沖で洋上風力発電事業を行う「秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社」(秋田市)は、市民団体「能代山本洋上風力発電を考える会」(中根慶照会長)の公開質問状に再回答した。500年に1度程度発生する地震対策については「基本設計の段階から考慮している」と答えた。また、津波の対応については、各地方自治体の海岸保全基本計画などを基に津波荷重を設定し風車支持物が倒壊・崩壊しないことが求められているとし、「弊社が計画する風力発電設備は秋田沿岸海岸保全基本計画(平成28年2月)で定められた設計津波に対して構造安全性を確保するよう今後、詳細設計を行う」と回答した。回答は12日付。

関連記事一覧

error: Content is protected !!