5年度は3件の重層的支援プラン作成 能代市の福祉支援ネットワーク

 能代市福祉支援ネットワーク(会長・関俊英市福祉事務所長)の全体会議は22日、市役所会議室で開かれ、重層的支援体制整備事業の取り組み状況を確認した。生活課題が介護や生活困窮など複数分野にまたがり、複合化・複雑化しているケースに関係機関が連携して支援する事業で、市から受託した市社会福祉協議会は5年度に157件(多機関協働事業分)の相談を受け、4年度から16件(11・3%)増加。このうち認知症や引きこもりなどが絡んだ3件のケースで支援プランを作成し、具体的に対応した。市は今年中に各支援機関対象の学習会を開き、事業の発展・充実につなげる考えとした。

重層的支援体制整備事業の取り組み状況を確認
重層的支援体制整備事業の取り組み状況を確認

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