能代市の人材育成支援事業が好調 資格取得で44社95人に助成
能代市が行っている「地元企業人材育成支援事業」が好調だ。市内の事業者に対し、従業員が各種資格を取得した際の経費を助成する事業で、平成29年度から開始したところ、近年は右肩上がりで実績が増えている。令和5年度は44社の95人が事業を活用し、4年度に比べて事業者数は9社増えて過去最多となった。建設業を中心にサービス業や介護など幅広い業種でさまざまな資格の取得に役立てられ、事業の認知度向上に加え、事業者側の人材定着への意識もうかがわせている。市は「スキルアップを支援し、人材の定着につなげたい」としている。