地元の伝統芸能に親しむ 能代東中生が舞や囃子体験
郷土芸能への理解や関心を深めてもらおうと、能代市能代東中(谷内直毅校長、98人)で18日、地域住民を講師に迎えた体験活動が行われた。生徒たちは踊りや囃子(はやし)の演奏を体験し、身近な地域の伝統芸能に親しむとともに、古里の将来の担い手としての意識を高めた。同校では、少子高齢化が進む地域で伝統芸能を引き継ぎ次世代につなげる将来的な人材を育てようと、学区内の各地区に伝わる常州下御供佐々楽(道地佐々楽)、鰄渕番楽、鶴形ささら、檜山舞の各保存会の協力を得て、全校生徒を対象にした体験授業を毎年実施。また、学校祭では有志の生徒が保存会員と共演し、演目を披露している。