能代の水素関連施設に高い評価 JAXAロケット実験場で企業向け説明会

 水素関連の企業向け個別説明会が19日、能代市浅内の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場で開かれた。JAXAが20日に同市で初めて開く「水素社会構築に向けた液体水素利用シンポジウム」の一環。次世代の脱炭素燃料として有力な水素を活用した製品の性能向上や安全性の確保、新技術の開発を進める大手、中小など国内外の約10社が実験場の水素関連施設を見学し、実験場で行える水素の試験内容をJAXAの職員から聞いた。参加した企業関係者は「これほど水素の試験設備が整った施設はまれ」などと国内でも類を見ない能代実験場に関心を示した。

能代ロケット実験場の水素関連施設を見学しJAXA職員の説明を聞くメーカー関係者(能代市浅内で)
能代ロケット実験場の水素関連施設を見学しJAXA職員の説明を聞くメーカー関係者(能代市浅内で)

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