能代市がネギの補助事業新設 圃場転換を推進、連作障害回避へ

 能代市特産のネギが、昨年まで2年連続で大雨や極端な高温による深刻な土壌病害に見舞われたことを受け、市は今年度、作付け圃場(ほじょう)を転換した面積に応じて補助金を交付する新規事業(ねぎ農地ばぐりっこ対策補助金)に取り組む。連作による病害の再発を避けて収量と品質の向上につなげることが狙い。今年度当初予算に事業費として計上した445万円を大幅に上回る申請が見込まれ、補正予算案で追加対応することを検討している。

雨や高温の影響で土壌病害が発生したネギ畑。能代市は圃場転換を促して再発防止につなげる(昨年9月、能代市内で・市ねぎ課提供)
雨や高温の影響で土壌病害が発生したネギ畑。能代市は圃場転換を促して再発防止につなげる(昨年9月、能代市内で・市ねぎ課提供)

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