山極・京大前総長が能代高で講演 未来に向けどう生きていくべきか提言
能代高(平川研校長、生徒524人)で11日、京都大前総長で総合地球環境学研究所(京都府)の山極寿一所長(72)を迎えた講演会が開かれた。山極氏は「人類にとって学びとは何か─豊かな未来へ向けて─」を演題に、研究しているゴリラの生態と人間の進化・成長を比較しながら、未来へ向けてどのように生きていくべきかを提言した。講演会は能代高のキャリア教育「ウィル・プロジェクト・ツー」の一環で、全校生徒をはじめ、職員や保護者、地域住民ら合わせ約600人が聴講した。