能代港のさらなる発展へ期待 開港50周年記念式典
能代港が外航船が出入りできる貿易港として開港して50年を迎えることを祝う記念式典が5日、能代市柳町のプラザ都で行われた。自治体や企業などの関係者約80人が出席し、物流やエネルギー供給拠点としての役割を果たす同港の節目を祝うとともに、さらなる発展に期待を込めた。記念式典は市が主催。木都能代の再興を目指す斉藤市長はあいさつで、製材最大手・中国木材(広島県呉市)が能代進出を決めた理由の一つに木材製品を移出入できる同港があったことを強調。「港のおかげで息を吹き返した。先人が額に汗を流した努力を実らせることが恩返しとなる」と述べた。