中国木材能代工場で集成材生産始まる すべてのラインが稼働

 製材最大手の中国木材(広島県呉市)が能代市扇田の能代工業団地で工事を進める能代工場で、1日から主力製品となる集成材ラインの生産が始まった。乾燥した薄い板を同一繊維方向に張り合わせる最終工程で、工場認証を経て秋にも出荷する。これで同工場で計画するすべての製品の生産ラインが稼働する形となった。製品を天日干しする天乾場(てんかんば)の整備や、売電用の木質バイオマス発電所の建設といった工事は続くが、同工場は「大きな一つの区切りを迎えた」としている。

1日から稼働している中国木材能代工場の集成材ライン(能代市扇田で)
1日から稼働している中国木材能代工場の集成材ライン(能代市扇田で)

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