「ひまわり号」ラストラン 十二湖で総勢200人交流

 障害がある人もない人も、高齢者も子どもも一緒に鉄路の旅を楽しみ、互いに助け合い共に生きる社会を考えようと、市民有志が企画する「ひまわり号」が30日、2年ぶりにJR五能線の能代駅─十二湖駅(青森県深浦町)間で運行された。30回を区切りとした「ラストラン」で、深浦町側も含め総勢約200人が参加し、笑顔で交流を深めた。残念ながら復路で乗車予定だった列車が運休になり、帰りはバスやワゴン車など車両を使用。楽しさも、残念な終幕も、記憶に残る最後の旅となった。

ラストランとなった「ひまわり号」。深緑の十二湖散策を楽しみ、障害の有無や世代を超えて交流(青森県深浦町で)
ラストランとなった「ひまわり号」。深緑の十二湖散策を楽しみ、障害の有無や世代を超えて交流(青森県深浦町で)

関連記事一覧

error: Content is protected !!