「天空の不夜城」関係者、「五所川原立佞武多」に学ぶ
大型城郭灯籠が能代市中心部を運行する能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会は27日、能代市役所本庁舎で開かれた。天空の不夜城の立ち上げにも関わった青森県五所川原市の「五所川原立佞武多(たちねぷた)」の関係者が講師になり、運行を始めた経緯や、立佞武多を保管・展示している施設の役割などを紹介した。検討会には14人が出席。五所川原市商工観光課の吉田純也課長が「五所川原立佞武多から学べること」と題して講演したほか、出席者からの「『立佞武多の館』がなくても、祭りは続いていたかと思うか」との質問に、「館がないことは保管する場所がないということであり、祭りは続けられていなかったと思う」と答えた。