能代地区線形改良、開通時期見直し 法面にひび割れ見つかる

 能代河川国道事務所は27日、日沿道の現道活用区間として能代市の二ツ井白神IC付近で進めている「能代地区線形改良」について、今年度中としていた開通予定時期の見直しが必要になったと発表した。工事区間の法面(のりめん)に今年1月、ひび割れ(延長8㍍・幅25㍉)を確認。応急対策として押さえ盛り土を行ったが、今後、専門家の助言を得て本格的な対策を検討する。開通時期は未定としている。線形改良事業は、二ツ井白神ICと国道7号が円滑に接続されるよう、二ツ井大橋手前まで延長約2㌔の直線的な道路を整備する。平成29年度に着工した。

新設するランプ部分(写真上部の茶色のカーブ)の法面にひび割れが見つかった「能代地区線形改良」の現場(能代河川国道事務所提供)
新設するランプ部分(写真上部の茶色のカーブ)の法面にひび割れが見つかった「能代地区線形改良」の現場(能代河川国道事務所提供)

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