二ツ井今泉道路、7年度開通へ 大雨被害後の対策工事が完了

 国土交通省能代河川国道事務所は27日、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の一部となる「二ツ井今泉道路」の仮称・小繋インターチェンジ(IC、能代市)─今泉IC(北秋田市)の延長4・5㌔区間について、7年度中に開通できる見通しと発表した。4年8月の大雨により工事区間で斜面崩落が発生し、当初の開通予定(5年度)を延期したが、今月に対策工事が完了。今後の工程を精査した上で、開通見通しが立った。二ツ井今泉道路は平成26年度に着工。急なカーブや勾配が見られる国道7号の北側を通る形で整備が進められている。

斜面崩落箇所に対する「押さえ盛り土工法」が完了した二ツ井今泉道路の工事区間(北秋田市内、能代河川国道事務所提供)
斜面崩落箇所に対する「押さえ盛り土工法」が完了した二ツ井今泉道路の工事区間
(北秋田市内、能代河川国道事務所提供)

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