能代市、常盤・久喜沢で施業提案 5年度のスギ間伐15㌶に増加

 能代市が森林経営管理事業「能代システム」に取り組んでいる常盤・久喜沢地区で、5年度は約15㌶のスギ林で間伐が行われた。3年度から森林の航空レーザ計測や境界調査、所有者への施業提案といった取り組みを続け、5年度が2年目の成果。4年度に比べて間伐の実績は2㌶余り増え、市は「着実に成果が出ている」とする。5年度からは二ツ井町種梅地区でも同事業を進めており、早ければ7年度の間伐が見込まれる。一方、間伐に至っているのは比較的規模が大きい団体所有の森林のみで、小規模な森林の施業の集約化が引き続き課題となっている。

「能代システム」で5年度に間伐された常盤地区の森林(白神森林組合提供)
「能代システム」で5年度に間伐された常盤地区の森林(白神森林組合提供)

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