チェーンソー扱い、山の手入れ体験 二ツ井梅内集落・宝の森林プロジェクト
「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」(野呂勝彦代表)の森林の手入れ体験はこのほど、能代市二ツ井町梅内地区の杉林で行われた。参加者はチェーンソーを扱い、間伐材を玉切りにして搬出するなど作業を通し森林の資源を活用するための知識と技術を学んだ。宝の森林プロジェクトは、梅内集落の町内会役員らを中心に続けられている活動。伐期を迎えながらも作業道が整備されていなかったりして手入れが行き届かず、資源を有効に活用できていなかった山林に再び目を向け、森を育てていく上で発生する間伐材を薪材などとして販売している。作業体験は、一般の人にも山林の手入れ方法を学んでもらおうと春と秋に行っており、今回は能代市や三種町、秋田市などから10人が参加した。