踏切での死亡事故を受け調査 国交省運輸安全委が現地入り
八峰町峰浜目名潟字萩ノ台地内のJR五能線・萩の台踏切(第3種踏切)で20日発生した交通死亡事故を受け、国土交通省運輸安全委員会の調査官らが21日、現場入りし事故の原因究明に向けた調査を行った。JR秋田支社の社員の立ち会いの下、調査官らは当時の状況を聞き取ったり、設備の動作状態などを確かめた。約3時間にわたって調査を行った足立雅和・鉄道事故調査官は「踏切の状況について、運転士からどのように見えたのか、通行者はどのように警報機が見えたのかを中心に確認した。今後は事故に遭った軽トラック、列車の状況なども踏まえて分析を進めたい」と話した。