身の危険感じたら110番通報 能代市、カスハラ対応の「考え方」まとめる
カスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化する中、能代市はカスハラ対応の「考え方」をまとめた。窓口でカスハラが発生した時は複数人で対応すること、膠着(こうちゃく)状態になった場合は30分程度で引き取ってもらうこと、身の危険を感じたときは110番通報することなどを明記。カスハラに該当する事例を調査したところ、職員が無断で撮影されたり長時間一方的に批判されたりするケースがあったとし、市は「クレームや苦情自体は真摯(しんし)に対応すべきだが、要求が過剰な場合もある。組織として対応し、最前線の職員を守る」としている。