三種町特産が旬迎え ジュンサイの加工、出荷慌ただしく

三種町の特産・ジュンサイが旬を迎え、加工場では生産者から運び込まれる生ジュンサイの選別や梱包(こんぽう)といった作業が慌ただしさを増し、農産物直売施設でも各地から連日舞い込む注文に対応している。ジュンサイを取り扱う関係者にとっては書き入れ時で、ジュンサイの魅力を積極的に売り込んでいる。町によると、ジュンサイの生産量はピーク時の平成3年に1260㌧を記録したが、生産者の高齢化や担い手不足、沼の老朽化などを背景に昨年は210㌧に減少。しかし、国内有数の産地であり、収穫期に当たる春から夏にかけては三種町のジュンサイを求める動きが活発化する。

JA秋田やまもとの流通加工施設で進められるジュンサイの選別作業(三種町下岩川で)
JA秋田やまもとの流通加工施設で進められるジュンサイの選別作業(三種町下岩川で)

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