能代で32・7度観測 今年初の「真夏日」に
能代山本地方は15日、高気圧に覆われた影響で晴れて気温が上昇、最高気温は能代市能代地域で32・7度(午前11時59分)を観測し今年初の「真夏日」となった。暑さを和らげようと、海の波打ち際で涼んだり、街なかでは冷たい飲み物を飲んだりする住民の姿が目立った。気象庁によると、本州上空1500㍍付近に18度以上の暖かい空気が流れ込んだほか、南寄りの風が山を越えたことでフェーン現象が生じ、日本海側を中心に気温が上がった。最高気温は能代地域で平年より9・6度高く、八峰町八森地域は6・9度上回る28・9度(午後0時59分)で、両地点で今年最高を更新した。