能代市、解体補助金の予算追加へ 市民のニーズ高く
能代市は、空き家の解体・撤去に対する「危険空き家等解体撤去費補助金」について、6月補正予算案で20件分1千万円を追加する方針だ。今年度当初予算では10件分500万円を計上していたが、4月に申請受け付けを開始したところ、わずか2日間で予算枠に達していた。5年度も当初予算の10件分が2週間で底を突いた。事業に対する市民の関心の高さを裏付ける一方で、早々と予算がなくなったことへの不満の声もあるという。市は「難しさはあるが、可能な限りニーズを見極めて予算確保に努めたい」としている。