能代市の5年度公害苦情処理、過去最多48件 空き地関係3割強占める

能代市は、5年度の環境(公害)苦情の処理状況をまとめた。計48件で、前年度比11件(29・7%)増加し、合併後の平成19年度以降で最多となった。最も多かった区分は「その他」で、隣の空き地の草木が繁茂し、自宅敷地に越境したり害虫が発生したりと、空き地関係(一部空き家を含む)の苦情が17件に上り、全体の3割強を占めた。空き地・空き家の増加などが背景にあるとみられている。また、野焼きに関する苦情も依然として寄せられている。市は野焼きの禁止や、空き地・空き家の適正管理について引き続き啓発に努める考えだ。

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