能代製樽が秋田杉製「ジャグ樽」を商品化 インバウンド向けに好評

 酒樽(だる)や木桶(おけ)などを製造・販売する能代市後谷地の「能代製樽」(畠次郎社長)は、酒の注ぎ口を改良した秋田杉の「ジャグ樽」を商品化した。アウトドア用品にも使われる蛇口を酒樽の側面に取り付けた新商品で、伝統と現代の要素を掛け合わせた。大都市圏の飲食店を中心にインバウンド(訪日外国人旅行者)向けの注文が増えており、新たなビジネス開拓を目指している。ジャグ樽は受注生産で、一斗、二斗、四斗樽に蛇口を取り付けることができる。価格は一斗樽の1万7千円(税込み)から。

「ジャグ樽」を考案した能代製樽の畠専務
「ジャグ樽」を考案した能代製樽の畠専務

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