小6男子がヘアドネーションに協力 3歳から伸ばした髪を提供

能代市第四小6年の猪俣龍生君が、病気などで髪の毛を失った子どもたちに人毛医療用ウイッグを無償提供する「ヘアドネーション」を行った。父・陽一さん(53)が長髪なことから、「パパみたいにしたい」と3歳の時から髪の毛を伸ばし始め、毛先だけカットしてきた。小学2、3年生の頃、好きなユーチューバーが取り組んだヘアドネーションについて知り、「自分もやろう」と考えた。スポーツ少年団で投手としてプレーする野球の大会を控え、気合を入れる意味も込めて断髪を決意。「今は病気でも、『野球をやりたい』と思っている人に自分の髪が届いたらいいな」と話していた。

ヘアドネーションを行った猪俣君
ヘアドネーションを行った猪俣君

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