八峰町の山本酒造店、古民家を宿泊施設に再生 今月下旬オープン

 八峰町八森の山本酒造店(山本友文社長)は、同町八森字ノケソリの築80年余りの古民家をリノベーションし、1棟貸しの簡易宿泊施設「お宿 山本」を整備した。町外から大人を呼び込もうと、「高品質」をテーマにインテリアにこだわった。バーベキューができるあずまやも設け、今月下旬のオープンを予定。山本社長(54)は「都会の大人が八峰町を訪れるきっかけにしたい」と話している。料金は大人2人で1泊(素泊まり)4万6千円。最大4人まで宿泊でき、3人目以降の料金は1人6千円。山本酒造店の酒蔵の見学もできる。食事は、希望者に町内の飲食業者らの協力を得て提供する考え。予約は専用サイトをはじめ、民泊仲介サイトの「エアビーアンドビー」や「一休」でも受け付ける予定。

古民家をリノベーションし、簡易宿泊施設「お宿 山本」をオープンする山本社長
古民家をリノベーションし、簡易宿泊施設「お宿 山本」をオープンする山本社長

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