能代市が県に要望活動 工業団地渋滞対策など求める

能代市は3日、県庁で要望活動を行った。製材大手の中国木材能代工場の稼働に伴い交通量が増えている同市扇田の能代工業団地の渋滞対策を新規に要望、県側は9月に交通量調査を実施して現状を把握し、対応していく考えを示した。斉藤市長はじめ関係部長らが県庁を訪問、要望書を手渡した。要望事項は▽洋上風力発電拠点化促進および(二酸化炭素を回収・貯留し再利用する)CCUS等導入のための能代港の機能強化▽エネルギーを核としたまちづくりへの支援▽旧能代西高用地における県営新工業団地整備▽県営能代工業団地の渋滞対策▽日本海沿岸東北自動車道の早期完成──の5項目。来年度の予算編成や今後の施策展開に取り入れてほしいと求めた。

能代市が県営能代工業団地の渋滞対策などを要望(県庁で)
能代市が県営能代工業団地の渋滞対策などを要望(県庁で)

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