高齢者が郷土料理を作り味わう 旧常盤小・中で「あきぎん長活き学校」

 高齢者の社会参加を促そうと、秋田銀行が開校した「あきぎん長活き学校」の授業が先月31日、能代市の旧常盤小・中学校舎で開かれ、市内外の60~80代男女14人が同市の食材を使用してゴボウの蒲(かば)焼きや麦巻きといった郷土料理を学んだ。長活き学校は「学び」を通じて元気に長生きしてもらおうと、同行が平成28年から県内各地で開催し、これまでに4千人以上の高齢者が受講。今年度は長生きするために欠かせない「衣食住」をテーマに設定し、70回目となる授業を能代市で開いた。参加者は▽ゴボウの蒲焼き▽麦巻き▽炊き込みごはん──の3品を調理。同市のときめき工房ねま~る代表の佐々木茂子さん(75)から調理のコツを教わったり、会話を楽しみながら仕上げていった。

郷土料理「ゴボウの蒲焼き」を調理する参加者(能代市の旧常盤小・中学校舎で)
郷土料理「ゴボウの蒲焼き」を調理する参加者(能代市の旧常盤小・中学校舎で)

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