能代山本の5年度松くい虫被害、2割減も海沿いでは拡大

 能代・山本地区松くい虫防除等対策会議は30日、能代市御指南町の県山本地域振興局庁舎で開かれた。5年度の能代山本の被害量(国有林を除く)は2081立方㍍で、前年度に比べて565立方㍍(21・4%)の減となった。一方、風の松原を含む海岸沿いの国有林の被害量は1178立方㍍で前年度の約2倍に上り、平年よりも気温が高めで推移したことなどが影響したとみられ、米代西部森林管理署は対策を徹底していくとした。

松くい虫被害の状況などを確認した対策会議
松くい虫被害の状況などを確認した対策会議

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