日本海中部地震から41年 災害に備え各地で訓練
昭和58年の日本海中部地震が発生した日で「県民防災の日」の26日、能代山本の各市町で防災訓練が行われた。能代市では関係機関や住民約200人が参加して市総合防災訓練を実施。2部構成で、1部は休日に発生した大地震を想定し、市職員らが市役所に駆け付けて災害対策本部を運用した。2部は記録的な大雨を想定し、昨年7月の大雨災害を受けた松長布周辺で住民が避難訓練や避難所開設運用訓練などを展開。日本海中部地震や過去の水害の教訓を生かして災害に備えようと、住民が協力しながら取り組み、防災意識を高めた。