日本海中部地震の教訓、次の災害につなげ 小中学校が避難訓練実施

 昭和58年5月26日に発生した日本海中部地震から間もなく41年。能代市内の小中学校では震災の教訓を将来起こり得る災害につなげようと、避難訓練が行われている。24日は5校で行われ、児童生徒が自身の命を守る術(すべ)を確かめ合った。このうち渟西小(近藤克彦校長、児童222人)は、授業時間中に揺れの強い地震が発生、その後に1階図家室から出火したという想定で訓練を実施した。緊急地震速報が流れると、児童らは素早く机の下に隠れて頭部を守った。その後、図家室から出火したという情報が伝えられると、ハンカチや服の袖で鼻や口を覆い、姿勢を低くしながら体育館に避難した。

地震を想定した訓練に臨んだ児童たち(能代市渟西小で)
地震を想定した訓練に臨んだ児童たち(能代市渟西小で)

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