クマ対策「捕獲と侵入防止の両輪で」 県が県北の市町村職員向けに研修会

 県は24日、県北の市町村職員らを対象としたクマ対策人材育成研修を北秋田市民ふれあいプラザで開いた。県内では人の生活圏での人身事故や目撃が増えており、能代山本でも今月、三種町で農作業中に男性が襲われてけがをし、能代市の住宅地でも出没事案があった。県は、農地などにクマを近づけない侵入防止対策の重要性を強調。講師を務めた島根県の対策担当者は電気柵設置の有効性を紹介し、被害防止には捕獲と侵入防止の「両輪の対策が必要」と呼び掛けた。

県北の自治体職員が、県外の事例などからクマ対策を学んだ(北秋田市内で)
県北の自治体職員が、県外の事例などからクマ対策を学んだ(北秋田市内で)

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