いつ起きるか分からない災害に備えを ホームセンターなどで防災用品商戦
「県民防災の日」の26日を前に、能代山本のホームセンターやスーパーなどでは防災関連用品のコーナーを充実させた店舗もあり、いつ発生するか分からない災害への備えに対する住民の関心を喚起している。能代市鰄渕のサンデー能代店では、3年11月の移転オープン以来、防災用品の専用コーナーを常設。日頃から災害に備えてもらおうと、コーンバーで人目を引くディスプレーを工夫し、懐中電灯や防災リュック、簡易トイレ、ヘルメット、土のう袋、ウオータータンク、家具類の転倒防止伸縮棒など地震や水害などの対策商品が並ぶ。昨年7月の大雨災害の後はウオータータンクを買い求める人が多く、今年1月の能登半島地震の後には耐震商品の問い合わせも増えたほか、自治会で防災リュックなどの備蓄品を買う動きもあるという。