キャベツかつてない高騰 食卓を直撃
キャベツの価格が、これまでにないほど高騰している。能代市内のスーパーでは20日、1玉の価格が税込み400~500円台という店舗が見られ、消費者からは「みずみずしい生のキャベツが食べたいが、手が伸びない」という声も聞かれる。今の時期の主な産地である関東地方の天候不順で、出荷量が減少したことが背景にあり、売り手側も過去にない高値を付けざるを得ない状況に困惑。今後は、地元を含め東北地方などで収穫が本格化する見通しで、市場関係者は「天候不順の影響がなければ、6月以降、価格は徐々に落ち着いていくのでは」と話し、天候や生育の状況を注視している。