藤里駒ケ岳と房住山で山開き 新緑の中、愛好者ら山頂目指す

 藤里町の藤里駒ケ岳(標高1158㍍)が19日、山開きした。県内外からの参加者が同町を拠点にする秋田白神ガイド協会(斎藤栄作美会長)の案内で山頂を目指した。白神山地は昨年で世界自然遺産の登録から30周年を迎えたが、近年の大雨災害などに伴うアクセス道の閉鎖、工事のために通行止めの措置が講じられている箇所もあり、関係機関は入山可能な場所を有効に活用しながら観光振興を図る。一方、三種町琴丘地域と能代市二ツ井町にまたがる房住山(標高409㍍)もこの日山開きし、町関係者や県内の登山愛好者らがシーズン中の無事故を祈願した後、早速入山して新緑を楽しみながら歩みを進めた。

藤里駒ケ岳の山開き登山で新緑を味わいながら歩く参加者
藤里駒ケ岳の山開き登山で新緑を味わいながら歩く参加者

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