粉炭混ぜた水田で田植えイベント 秋田公立美大生も参加 能代市母体地区

 能代市母体地区で炭焼きに取り組んでいる住民有志による田植えイベントが19日、地区内で行われた。おいしいコメができるか調べようと粉炭を土中に混ぜた水田で、苗の手植えを体験。秋田公立美大の学生など地区外の若者も参加し、にぎやかな歓声が響いた。企画したのは、母体環境保全プロジェクトの母体炭焼き実行組合。地区内で昭和30年代まで盛んだった炭焼きを復活させ、にぎわい創出につなげようと活動しているほか、良食味米の生産が可能かも検証している。田植え作業には県内の大学生らを招いており、3年目の今年は秋田公立美大の学生7人を含め、地区内外の約25人が参加した。

粉炭を投入した水田で、田植えを体験する秋田公立美大の学生たち(能代市母体地区で)
粉炭を投入した水田で、田植えを体験する秋田公立美大の学生たち(能代市母体地区で)

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