三種町のクマ人身被害現場近くに捕獲おり設置 注意喚起の看板も
18日夕に三種町森岳字石倉沢地内の田んぼでクマによる人身被害が発生したことを受け、町鳥獣被害対策実施隊は19日、現場近くに捕獲用のおりを設置するとともに、注意喚起の看板を立てた。田植え作業や山菜採りなど屋外での活動が活発化していることから、関係機関は音を出して人間の存在を知らせるなどクマ対策を講じるよう周知している。田川政幸町長は19日の町行事でのあいさつの中でクマによる人身被害の発生に触れ、「山菜採りや登山を楽しむ場合は鳥獣被害に十分気を付けてほしい。山に入る時はくれぐれも注意を」と重ねて警戒を促した。