クマ対策で伐採した柿の木使い食器皿 柿木さん再利用を提案

　収穫されないままの柿を所有者に代わって収穫・加工して販売している「畑のない農家」の柿木崇誌さん（37）＝能代市二ツ井町荷上場＝が、市街地へのクマ出没対策などを理由に伐採された柿の木で食器皿を制作した。製作費が高くつき過ぎるため、「商品として販売するのは現実的ではないが、伐採せざるを得なくなった木も、木材として再利用の方法があることを提案したい」と話している。