旧仁鮒小校舎解体延期、調査を 愛する会が能代市に住民監査請求
能代市二ツ井町の仁鮒地域の住民有志らでつくる旧仁鮒小学校を愛する会(吉岡和男代表)は14日、市が今夏にも着手する予定の旧仁鮒小校舎の解体工事について、「文化財としての可能性調査などを十分に行わないままに執行するのは不当」として住民監査請求を行った。解体工事の入札を少なくとも9月以降に延期し、専門家の調査を受け入れることなどを求めている。新市で住民監査請求が行われたのは、市職員の研修会旅費に関する平成20年4月の事例以来、16年ぶり2件目という。