「羽立の鍾馗様」無病息災の願い込め衣替え 能代市二ツ井町

能代市二ツ井町羽立地内の男女2体の人形道祖神、「鍾馗(しょうき)様」の衣替えが12日、地域の住民らの手で行われ、住民たちは災いから地域を守ってほしいという願いを込めて丁寧に衣装を取り換えた。羽立の鍾馗様は、新富根地内の民家脇の御神木として扱われている「ドッコのクルミ」の大木に男女2体が寄り添うように立って地域を見守っている。毎年この時期に地域住民らが参加してわらを取り換える作業を行うなど、地域に伝わる風習を大切に守り継いできた。作業には羽立松寿会(山谷多鶴子会長)の会員約15人が参加した。

新しいわらで鍾馗様の装いを新たにした住民たち
新しいわらで鍾馗様の装いを新たにした住民たち

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