水田、緑に染まる 田植え作業スタート
能代山本地方の水田で田植えが始まった。青空が広がった11日、各地の圃場(ほじょう)で田植え機のエンジン音が響き、苗を積んだ軽トラックが往来した。作業はこれから本格化し、水田は緑色に染まっていく。先月に圃場の耕起が進み、代かきを経て、早い農家は今月10日前から田植えに着手。11日は朝から気温が上昇し、気象庁によると、能代市能代地区の最高気温は25・3度(午後1時59分)で「夏日」となる中、同市荷八田地区で約5㌶にあきたこまちを作付けする女性農家(75)は、親族や知人を合わせて4人態勢で作業。田植え機を手際良く操っていた。