JRと消防が列車のジャッキアップ訓練 万一の対応を確認

 JR秋田支社東能代統括センター主催の「ジャッキアップ訓練会」が10日、能代市鰄渕の同センターで開かれた。列車を使った訓練会の開催は初めてで、消防関係者が社員から車両の構造や適切なジャッキアップ技術を学び、有事への備えを高めた。訓練会は、消防関係者が人身事故発生時に迅速かつ適切な救助を安全に進める技術を体得するとともに、JRと消防の連携強化を図ることが目的。同センター社員が講師を務め、能代山本広域市町村圏組合、北秋田市、大館市の3消防本部の救助隊員ら合わせて約60人が参加した。

ジャッキを使い、列車の車輪を持ち上げる手順を確認した訓練会(能代市鰄渕で)
ジャッキを使い、列車の車輪を持ち上げる手順を確認した訓練会(能代市鰄渕で)

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