旧仁鮒小を愛する会、14日に住民監査請求を行う方針 同校校舎の解体を巡り
能代市二ツ井町の仁鮒地域の住民有志らでつくる旧仁鮒小学校を愛する会(吉岡和男代表)は、市が計画している旧仁鮒小校舎の解体を巡り、「文化財としての可能性調査を十分に行わないままで解体工事を執行するのは不当」などとする住民監査請求を、14日に行う方針を決めた。愛する会が、解体を延期し校舎・体育館が文化財としての価値があるか調査するよう市に求めるため3月に行った署名活動では、市内外から737人分の署名が集まっている。一方、老朽化の進行などを踏まえ、市は解体の方針を変えていない。6月中に業者を公募する予定で、6月下旬から7月上旬に入札を行い、早ければ7月中に着工する見込みという。